- 脂肪吸引後に必要なアフターケアってなに?
- 縫合は溶ける糸と溶けない糸どっちがオススメ?
- 抜糸は自分でもできる?
脂肪吸引はその施術方法も大切ですが、術後のアフターケアも大事なポイントだと言えます。
今回は、
そんな脂肪吸引の流れやアフターケアなど、
注意点を交えながらお教えしたいと思います。
脂肪吸引後に必要なアフターケアってなに?
圧迫
脂肪吸引の後は、
意外にも注意しなければ
いけない点も多くあります。
アフターケアは、
脂肪吸引の効果を高めるためにも
重要なポイントです。
まず、
施術後の圧迫は
絶対に欠かせない
と言えるでしょう。
何故なら、
脂肪吸引後は必ず施術部分が
内出血を起こしたり、
むくみや腫れ
といった症状が現れます。
こういった症状は、
脂肪吸引方法や
脂肪の量によっても大きく異なります。
このような症状から
早く回復する為にも、
サポーターや圧迫下着などで
しっかりと圧迫する必要があります。
マッサージ

術後1週間ほどすると、皮下拘縮が始まります。
皮下拘縮は、
突然一部の脂肪が無くなったことに
細胞が慣れていない事で起こる状態です。
これをそのまま放っておくと、
肌の表面がボコボコしたりするのです。
美しい状態には仕上がらない可能性にも
繋がるのです。
だからこそ、
腫れが引いてきてから
1~2カ月は
セルフマッサージを丁寧に行うようにしましょう。
抜糸
通常の脂肪吸引の場合、
術後1週間で抜糸
を行う必要があります。
これは、カニューレという
3ミリほどの管を身体に挿入する為に、
数か所切開した部分を
縫い合わせる必要があるからです。
この抜糸ですが、
クリニックによっては
溶ける糸を使用しているところもあります。
その場合は当然抜糸の必要はありません。
また、
抜糸までは基本的に入浴ができません。

シャワーで我慢しましょう。
飲酒・喫煙は控える
脂肪吸引後は、
飲酒や喫煙にも注意
する必要があります。
まず、
煙草に含まれるニコチンは、
血管を収縮させる作用があります。
そうすると、
血液の循環は当然悪くなりますよね。
しかし、
取り除いた脂肪細胞部分には
新たな細胞生成が必要です。
ということは、
煙草により血液の循環が悪くなれば、
細胞生成もスムーズに
いかなくなってしまう・・・・
ということ。
一方、飲酒は、
逆に血液の流れをよくしてしまいます。
しかし、気的の流れが良すぎてしまうと、
- 脂肪吸引後の内出血の引きも遅くなる
- 血中アルコール濃度も高くなる為、
やはり細胞生成に大きな影響を与える
といったことが起こるのです。
縫合は溶ける糸と溶けない糸どっちがオススメ?
溶けない糸のメリット&デメリット
脂肪吸引の施術後には、
一般的に抜糸が必要と言われています。
抜糸が必要なのは、
いわゆる溶けない糸であるからです。
抜糸するのも痛そうだし、
また通院するのか・・・・。
と思ったら、
”溶ける糸”の方が良い
と思いませんか?
しかし、
抜糸が必要な溶けない糸には
たくさんのメリットがあるのです。
まず、溶けないという点から見ても
強度が高い糸である
という事です。
だからこそ、かなり細かい糸で
傷口をくっつけるのにも
高い効果を発揮する事ができます。
また、溶けない糸は
遺物反応のリスクが
非常に低い素材でできています。
感染などもなく、
安全性も高い
と言われています。
一方、デメリットでいえば、
抜糸の為に通院が必要
である事ですよね。
更に、
抜糸の痛みに関しては賛否両論ですが、
全く痛みがないという訳ではないので
デメリットと言えるでしょう。
さらに、溶けない糸は
基本的に黒い糸です。
見た目においても
少し気になるかもしれませんね。
しかし、傷口が綺麗に治るのも
溶けない強度の高い糸で行った方である為、
我慢はできますよね。
だからこそ、脂肪吸引後では
基本的にこの溶けない糸を
使用するケースが多いのです。
溶ける糸のメリット&デメリット
一方、溶ける糸は、
縫ってしまえばそのまま溶けて無くなるので、
通院の必要はありません。
大体、2か月前後で
糸は体内に吸収されます。
当然
抜糸の必要もない上、
更に溶ける糸は基本的に無色透明です。
見た目も悪くありません。
しかし、溶ける性質上糸は
太めに作られています。
細かい縫合は難しい
のが現状です。
また傷口も溶けない糸に比べると
くっつきづらい上、
傷跡も残ってしまうケースもあります。
抜糸は自分でもできる?
自己抜糸は危険がいっぱい
脂肪吸引後はクリニックで縫合を行い、
その後改めて抜糸に行く必要がありますよね。
時間も手間も掛かるので
”自分でもできると良いな”
と思ってしまう方もいるかもしれません。
自分で抜糸をしようとする方は
いないとは思いますが・・・・・
様々な危険があるのでオススメできません。
もちろん、糸を取るという行為だけでみれば
できない事はないかもしれません。
しかし、糸を綺麗に取り除くことができす、
体内に残ったままで、
そこから炎症を起こしたり、
傷口が開いてしまうケースもあります。
さらに、衛生状態が整っていない環境で
抜糸をするのも危険ですよね。
また、クリニックで抜糸をするメリットとして、
きちんと縫合されているかどうかを
確かめる意味もあります。
だからこそ素人の判断し抜糸を行なった事で、
後から傷口が開いてしまった
というケースもあります。
そういった確認の意味も含め、
きちんとクリニックで抜糸をすることを
オススメします。
もし自分で抜糸をするなら
それでも、
どうしても
”自分で抜糸をしたい”という人は、
いくつかの注意点に気を付けて行いましょう。
まずは、
通常の抜糸日になったからといって、
必ずしも傷がふさがっているとも限りません。
だからこそ、
しっかりと確かめ『確実に抜糸しても良いか』
を判断する必要があります。
特に、抜糸部分に炎症がないかをみましょう。
問題ないと判断できた場合ですが・・・
まず、
使用する器具を
きちんと湯せん消毒し、
清潔な環境に整えましょう。
糸の両端を軽く引っ張ると
皮膚と糸の間に隙間ができます。
そこに、
ハサミを入れ片方の糸を切ります。
後はゆっくりと
片方の糸を抜けば完了です。
また、終わった後の
消毒も忘れないようにしましょう。
さいごに
抜糸は自分でもできそうな気がしますが、
やはりクリニックの指示に
従うことは大切です。
最後までプロにサポートしてもらった方が
失敗もなく綺麗な仕上がりになるでしょう。
こういったアフターケアにかける
手間や時間を惜しまず、
しっかりと行う事が大切です。
脂肪吸引に関する悩み・相談については、以下のブログ記事も参考にしてみてください。
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